アトピー性皮膚炎が酷くなってきて漢方を再開の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性
以前も漢方薬を飲んでいた時は、皮膚の炎症や赤みは良くなっていたのですが、ここ数年、生活リズムも崩れて皮膚の状態がかなり酷くなっていたため、漢方薬を再度飲んでいきたいと来店されました。
体も疲れやすく、フワフワすることもあったり、精神的に余裕がなくなり、イライラしやすくなっていたそうです。
特に上半身が熱くなり、熱感が酷く、痒みも酷い状態のようです。
便秘気味で1週間ほど便が出ない事もあるそうです。
中国医学的に『血熱旺盛』『気血両虚』の状態と考えられます。
その為、体の熱毒素を解毒していく漢方、体力を補っていく漢方などをお渡ししました。
2週間ほどして、体の熱感が少しずつ取れてきて、皮膚の赤みもひいてこられました。
皮膚の痒みはまだ残るが、以前のような掻き毟るほど痒くなることはなくなって来られております。
また、便通も2日に1回は出るようになって来られました。
体の疲れも、問題なくなって来られました。
体調がいいため引き続き継続していただいております。
中国医学では皮膚の病気は、体の中から出てくることが多いため、胃腸を中心に熱毒を解毒していく物や胃腸の老廃物を解毒していく物が必要になります。
また、体が疲れやすい場合は体力や血液が不足しすぎていることがあります。
この場合は体力や血液を補っていく物が必要になります。
アトピー性皮膚炎は体の中から治療していく事で根本的に体質を変えていきます。
ステロイド剤の外用で一時的に症状を止めても、ステロイドを止めたらまた、悪化すると思います。
これらを長期間繰り返して行きますと、皮膚が弱くなり、像のようなゴワゴワした皮膚、皮膚が硬化してガサガサになります。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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